8/03/2009

人生のバランス-マイルズ・ディヴィスス(21才)の葬儀の向こうに

ご家族のご意向により下記の画面クリックする事でマイルズ君のメモリアルサービスにご一緒に参加くださいますよう。

Myles Davis Memorial Service from Cooper City Church of God on Vimeo.


彼が若くして、この世を去った事を嘆き下さいますな。私の大事な、最愛の息子は多くの人々を愛し、そして愛され、かくも大勢の人々の心の中に、このように若くして触れることが出来たのを、神はその力、あっぱれと誉め讃えて、ご自分の側にお呼びになったのです。私は固くそう信じております。彼の母親、そして彼の妹も思いは同じです。』
フロリダ州クーパーシティ・神の教会の牧師を務める、彼の父は穏やかな声でその教会講道館に、外までも溢れる数の葬儀参列者に向い、言いました。
そうなのかもしれない。
入室した私の目がオープン棺の彼の付属陸軍オーケストラ部の制服に身を包み、制帽を胸に横たわる、若きマイルズ・ディヴィスの白い顔を捉えた時、滝のような涙が勝手気ままに放出し、家族の一員とし参列するわが孫娘の姿が哀れで、思わず嗚咽を抑える事が出来ないでおりました。
マイルズ君は付属陸軍オーケストラのトランペット奏者としている他、地元高校吹奏マーチングバンドのコーチをしたり、又、ジャズバンドでブルーズ作曲を手掛けて多他の地元開催会場でもコンサートを受け持ったりしていました。
彼は幼少6才頃から演奏を初め、その音楽に対するタレントは数々の賞をもって讃えられ、それは孫娘の音楽に関してはタレント性は丸でないものの、他の競技で大いに活躍して賞を受けるという彼とはそのタレント性ではバランスの取れたカップルといえると思うのです。
今最愛の人を亡くした孫娘、クリスティーナは心広い彼のご家族の元を訪れ、そこに寝泊りをして彼の今までの人生を感じ取る事で、今の現時点に自分の焦点を合わせ、そしてそこから将来を見て進むという人生のバランスを見つけ出そうとしています。
そして、私達個々もそれぞれの中に喪ったものをこの先のバランスをとるべく行動に気持ちの整理と配慮をしようと試みているのです。

私自身について言えば、こうして思いや回顧論を記す事で、そしてクリスティーナを今までどおりに見守る事で、平常生活を何気なく、しかもある事、ある事を一つ一つ受け入れかたずけて終日を無事に暮らす事で、私の人生に於けるバランスをとって生きているのです。ただ、ただ、当たり前に、そして平凡にあるがまま、その日の一日を迎え、送ることで私の人生をそうもズレること無く廻りと自分のバランスをとりながら、、、。
何かが、どちらかに大きく傾き、私の不均等が回り全ての不均等に繋がっているわけですから尚の事、心と体のバランスも崩さないよう心してこの先暮らしていけたら幸いとは思いながらも、自分には計り知れない不均等条件がいつ目前に現れるかも解らないのが、人生というものです。
であるからこそ、安易に人生をあなどるなかれと賢志達は私達に教えを給うのでしょうが、いかせん、凡人の私は、その突発災難時にはそんな教えも頭には浮かばず、その時を慌てふためき、嘆き哀しみ、自分と周りをバランスを崩してしまうのです。
凡人である私は、その凡人であるが為に廻りから色々と学びながら、この先もずっと私の一生を終えるその時までを、人生に於けるバランスを取りながら生きていく使命なのだと心しながら暮らすのが私という一個人なのだとこの場に於いても改めて感じたのでした。

マイルズ君、今の私の人生のバランスの教えをもたらせてくれた事に感謝します。
いつか向こうでお会いする日まで、さようなら。