3/23/2007

お笑いーハチャメチャ城内


昨年の暮から風邪が肺に炎症をきたしたものか朝夕のゲホゲホ咳が家人を睡眠不足に追いやってしまったり、一昨日には流動食のみが喉を普通に通過できるような始末となって、最近は日中の勤務中に息を殺すのにちょっと不都合が出てきたのを期に重い腰を(身体そのものが体重オーバー)やっと上げて医者がかりとなる覚悟で行って参りました。
診療前に体重を計って『ゲッ、、またまた体重増新記録だァ、、』と溜息をつき、採血には『ワッ、、素人目にもドロドロ血だァ』とうなだれ、聴診器をあてられて大きく息を吸ったところでゲホゲホ&ゲホッと涙目になった私でありました。
「貴女のハズバンドも昨年は肺炎で即入院と云ったその日に、連絡が付かないと思っていたら平気な顔を装って出勤していて入院忠告を無視しましたっけね。貴方達夫婦は医者泣かせの患者さんですよ」とお叱りを受けてしまいました。
これでまた朝夕に取る薬品の瓶が増えてしまいましたですよ。う~ん。困ったものです。
勤務先の薬局で投薬を受けるので支店長がその投薬書類を見たものか「How are you, today?」と日に4度も聞かれてしまい「I'm just fine, thank you!」と笑顔で繰り返し応えるのが面倒でした。

そこで、(どこで?)支店長曰く朝の6時~7時の一時間が医療・薬局課が一番仕事が溜まってしまう時なので薬剤師アシスタントをしてくれたら助かるのでトレーニングを受けてくれないだろうかとの依頼。
多分薬局は頭脳労力が必要で自給も多く、体力労働の食品&雑貨又は酒飲料課より私の身体には楽なのではないかと踏まえてくれての事らしい。しかし雑貨販売企画のヘルプからも抜けて欲しくないらしい。
雑貨部のトレーニング&テストは全部で12程のコンピューターテストで簡単にチョチョィのチョィなのですけれど、やはり薬品部となるとそのテストも少々難しいようでこの今の私の脳細胞の数がそれだけまだ残っているかどうかがねェ、、?であります。
何だかこの年でいよいよこの仕事にのめりこむ事になるのもナンダシネェ、はっきり云えば支店長の年俸ボーナスの手助けをする為のヘルプであると思うと少々(支店長には販売成績でボーナスが支給されるのです)思案中です。

お笑いハチャメチャ城内

「N喜代よ、のう。お前のゲホゲホで昨夜は明け方は目が冴えてしまったぞよ。どうにかならんのか。藪庵殿の診て貰ってはいかがなものか。」
「わ~ち~き~が何やら病にかかっているとお思いかえェ~~」
「お前の医者嫌いも困ったものよ。診て貰って、悪いものは退治し、何もなければそれはそれで善しとすればよいのではないか。
それに、もうその年では花魁は務まらぬではないか。お前の枕話を書きとめたものが面白いものか今でも人から付文をされたり、声をかけられたりしているのだろうが、近頃ではお前の手が痺れて思うように動かなかったり、脳細胞破壊も多いものだろうから、書くことにも侭成らぬ様にならぬうちに、のう、藪庵の所へ行って参れ。」
「それでござんすよォ~~旦那様、最近藪庵殿の方から何やら連絡を受けたものか薬治療所の方で暫く身を置いてはくれないか、花魁よりこの場は何かと話題多い場所であるとの事でありんすと~~」
「おお、それは良い話しではないか。今はその厚白塗りの顔では年も隠してきたのであろうけれど、その実は花魁業より唯の壁の花ではそちもつまらんであろうて。お前が高下駄を上げ損じてつんのめってケガをしたと聞いたぞ。もう若者と向こうを貼るのは辞めにする時期はとおに過ぎている事を解っても良い頃だぞ」
「あれェ~~、旦那様。わちきはそんなドジはしませぬわいなァ~。それは若衆の貴方様への嫉妬のあてつけにござんしょう~。動きのパフォーマンス中にゲホゲホも堪えておりま~~す~~るゥ~~」
「それにしても、藪庵はそちには何か優しいのう。お前が藪庵にいると町人達が何やら別の世の者を見る珍しさからか集まってきて、藪庵は稼ぎに忙しいと聞くぞ」
「それは~~わ~ち~き~が藪庵殿にお役に立てて宜しゅうございますけれど~~、これとてわちきには嬉しくもありィ~~、迷惑でもありんすわいなァ~~」
「無理のない程度に良きに従え、N喜代よ。」
「あァ~い。良きに従います~~るゥ~~~」

かつてN喜代はタモトでゲホゲホを隠して高下駄をスニーカーに履き替えてドタドタと藪庵に向かったのでありました。